茶臼山高原へ芝桜を見に行く!渋滞回避のコツは?星空観察もできる!

東海地方-愛知県

愛知県で一番高い山に広がる、春の絶景をご存知でしょうか。

標高1,358mの茶臼山高原では、例年5月中旬から6月上旬にかけて「天空の花回廊」に約40万株の芝桜が一面に広がります。

茶臼山高原は、四季折々の自然の美しさを楽しむことができるスポットで、多くの観光客が訪れる観光地です。

夏には新緑のなかハイキングを楽しんだり、秋には紅葉狩り、冬にはスキーなどのウィンタースポーツも楽しめます。

夜には澄んだ空に輝く満天の星が広がり、「天空の星空観察」ができる全国でも人気のスポットとなっています。

ただ芝桜のシーズンは人気がある為、どうしても渋滞にまきこまれてしまいがちです。この記事では、なるべく渋滞を回避出来るように、ルートの選択やお出かけ前の計画についてお伝えしていきます。

渋滞を回避して茶臼山高原の芝桜を見よう!

茶臼山高原の芝桜は、例年4月下旬から5月下旬にかけて、約40万株の芝桜が織りなすピンク色の絨毯を見ようと、多くの観光客で賑わいます。

しかし、人気の観光スポットであるがゆえに、アクセスする道路の渋滞は避けられません。そこで今回は、スムーズに茶臼山高原の芝桜を楽しめるように、おすすめのドライブコースをご紹介します。

ルートの選択

【おすすめのルート】
渋滞を回避し、快適に茶臼山高原を目指すなら、国道153号線を経由するのがおすすめです。道の駅「どんぐりの里いなぶ」を出発し、国道153号線を豊田市稲武町方面へ直進して県道46号線に進むルートがあります。

国道153号線は、片側1車線区間が多いものの、信号が少なく、比較的スムーズに走行できます。

【その他のルート】
どんぐりの里いなぶを出発し、国道153号線を北東方向へ進みます。稲武町の交差点で右折し、県道80号線(旧国道257号線)に入ります。県道80号線を北上し、西納庫三差路で左折して茶臼山高原道路(県道507号線)に入り、茶臼山高原道路を進むというルートです。

茶臼山高原は、特に芝桜の季節に多くの観光客で賑わうため、渋滞が発生しやすい場所の一つです。そのため、うまく混雑を避けられるように情報収集をしていきましょう。

【渋滞必至の避けるべきルート】
茶臼山高原へのアクセス道路としては、国道257号線から県道507号線へ抜けるルートも挙げられます。しかし、このルートは大型連休中や週末には、茶臼山高原を目指す車で激しい渋滞が発生することで知られています。

特に、県道507号線は、道幅が狭く、カーブも多い山道であるため、渋滞に巻き込まれると、数時間身動きが取れなくなる可能性もあります。混雑が予想される為、このルートは避けた方が賢明です。

【時間帯の選択】

まず1番に計画してほしいことは、平日の早朝に訪問するということです。できれば、駐車場開場時間の9:00までに到着しておきたいところです。

週末やゴールデンウィークなどの大型連休中は、交通量が増加するため、時間に余裕を持って出発することをおすすめします。

帰宅する人が増え混雑が緩和されるので、夕方以降(15:00頃)に訪れてみても良いと思います。開催の日にちは限定されているようですが、21:00までライトアップされた芝桜が楽しめます。

その他の対策

渋滞情報をチェックする。(電話:0536-87-2345)
ガソリンは満タンにしておく。
公共交通機関の利用を検討する。(JR飯田線東栄駅から送迎バスあり)

渋滞を完全に避けることは難しいですが、これらの方法を組み合わせることで、ある程度軽減できる可能性があると思います。

茶臼山高原の芝桜の満開の時期は?

年によって気候により多少の変動がありますが、茶臼山高原の芝桜は、毎年5月中旬から6月上旬にかけて見頃を迎えます。この期間中、色とりどりの芝桜が約40万株咲き誇り、ピンク、白、薄青、青紫などの芝桜の花畑が、絨毯のように広がります。

茶臼山高原の芝桜の主な見どころは、「芝桜の丘」です。この場所は 標高1,358mの萩太郎山山頂付近に位置し、愛知県で最も高い場所にある花畑です。

色と形が違う6種類の芝桜が2万2千m²の広大な敷地に咲き誇ります。

特に人気のスポットは「天空の花回廊」と呼ばれるエリアで、標高1358メートルに位置し、360°のパノラマビューを楽しめます。

訪問の時期が早いと芝桜が満開のときの景観を楽しむことは難しいので、満開の景観を楽しみたい方は、公式ページなどで開花状況を確認してから訪問することをお薦めします。

茶臼山高原の芝桜観賞のときの服装は?

茶臼山高原は標高が高いため、昼夜の気温差が大きいことがあります。芝桜観賞の際は、山間部特有の冷え込みに備えた服装が必要です。

昼間は比較的暖かいですが、朝夕は肌寒く感じることがあるため、軽いジャケットや長袖の服装を持参することをおすすめします。

日中は日差しが強い日もあるので、紫外線対策としてサングラスや帽子なども役に立ちます。また、歩きやすい靴を履くと快適に散策できます。

天空の星空観察スポット

茶臼山高原は全国の天文ファンが集まる、愛知県で一番高いところにある人気の星空観察スポットになります。

第2駐車場にある『星空カフェてんくう』は月1回オープンしていて、星のソムリエによる星空案内を楽しみながら天空の星空を体感できます。

フリーで星を見る場合は24時間開放されている第4駐車場をご利用ください。

お隣の長野県の阿智村は、星空鑑賞に適した場所として知られています。環境省が実施する全国星空継続観測で、星が最も輝いて観える場所に選ばれた聖地です。

では、少しだけ茶臼山高原と比べてみましょう。
尚、阿智村の星空観察ツアーは、標高1400mのところで行われることが多いそうです。

標高北緯東経
茶臼山高原第2駐車場約1250m35度 13分 13.8秒137度 39分 14.1秒
長野県阿智村約1400m35度 26分 38秒137度 44分 51秒  

こうして比べてみると、綺麗な星空が観察できる所はだいたい同じような場所になるようですね。

天空の星空観察のできるスポットは標高の高い場所にあるので、夏でも夜になると肌寒く感じることがあります。上に羽織るものを用意しておくことが必要です。

天空の星空観察では、地面に仰向けになって空全体を眺めることもあるので、レジャーシートなど敷物があると便利です。

また、天空の星空観察は自然の中で行うものなので、虫除けのスプレーや薬も常備しておくと良いでしょう。

茶臼山高原の概要

茶臼山高原は、愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村の境界に位置する高原地帯です。標高1,415mの茶臼山(愛知県最高峰)とその南西にある標高1,358mの萩太郎山の間に広がっています。

茶臼山高原の観光リフトは春も稼働していて、緑地広場から萩太郎山(1,358m)山頂付近まで標高差約150m、約12分間の空中散歩をしながら、「芝桜の丘」を楽しむことができます。

観光リフト料金【往復券】800円 【片道券】500円

未就学児は無料、小学生から同一料金

天竜奥三河国定公園 茶臼山高原
茶臼山高原/一般財団法人茶臼山高原協会
〒449-0405 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
【お問い合わせ】0536-87-2345

【営業時間】9:00~16:30 ※芝桜まつり期間中は8:30~18:00

【定休日】木曜日 ※芝桜まつり期間は無休
 

駐車場とアクセス

【第1駐車場営業時間】8:00~17:00/無料
(普通車1,000台、バス20台) ※芝桜期間中は有料
 ・普通自動車 1,000円
 ・バイク 500円
 ・マイクロバス 2,000円(要予約)
 ・中型・大型バス 3,000円(要予約)

【第2・第3・第4駐車場】終日開放
年間を通してどちらも無料ですが、駐車料金は「芝桜まつり」期間のみ必要となります。
駐車場利用料金は、2022年は普通車で1000円(露店で使える300円クーポン付き)でした。

駐車場の入り口は第二駐車場の一カ所になります。通常の出入り口の美術館側は出口専用になります。

芝桜まつり期間中は、交通規制・駐車場誘導をしています。第2駐車場に料金所を設置し、空いている駐車場に誘導します。

随時駐車場本部へ各駐車場より空き情報が来るため、タイミングによっては遠い駐車場に誘導される場合がありますが、無料シャトルバスを運行していますのでお乗り換えください。

第2駐車場はリフト乗り場に近い位置なります。

入園料は無料です。(うち、一部有料)

※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください。

公式サイトはこちらから



アクセス

【車の場合】

  • 中央自動車道「豊田」ICから約90分
  • 東名高速道路「豊川」ICから約90分
  • 三遠南信自動車道「鳳来峡」ICから約70分
  • 新東名高速道路「新城」ICから約90分
    ※渋滞時は除く

【公共交通機関の場合】

  • JR「名古屋」駅から、「豊橋」駅でJR飯田線に乗り換え、「東栄」駅下車。
    「休暇村送迎バス」に乗り換え、「休暇村」バス停下車すぐ。
    ※ 休暇村送迎バスは要事前予約(送迎バス乗車定員先着8名)
  • 名古屋方面からJR東栄駅まで電車で行き、そこからタクシーで行く。

まとめ

茶臼山高原は、四季を通じて楽しむことができる観光地です。特に芝桜が咲き誇る春は一面に広がるピンクの絨毯のような風景が広がり、「天空の花回廊」として多くの人々を魅了しています。

また、夜には満点の星空が広がり、「星空観察」を楽しむことができ、昼とは違った静けさとロマンを感じる時間を提供してくれます。

茶臼山高原は、芝桜のシーズンのみならず、年間を通して様々なアクティビティを提供しています。

茶臼山高原で、自然が生み出す絶景と静寂に心癒されるひとときを過ごすことは、心身共にリフレッシュできる良い機会となるでしょう。

ぜひ一度茶臼山高原へ、芝桜の「天空の花回廊」や「星空観察」を渋滞を回避して、訪れてみて下さい。

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