八百富神社でおみくじが買える時間は?宝船や福種銭のご利益も!

東海地方-愛知県

愛知県蒲郡市にある竹島は、三河湾に浮かぶ周囲約680m、面積約1.9haの小さな無人島です。本土とは約400m離れていますが、八百富神社の参道となる竹島橋で結ばれており、歩いて渡ることができます。

竹島は、竹島橋を渡る以外にも干潮時には本土と地続きになり歩いて渡れるタイダル・アイランドです。

島の中心に鎮座するのが八百富神社になります。竹島全域が八百富神社の境内地であり、八百富神社の神域で、「国の天然記念物」に指定されています。

この記事では、様々なご利益を求めて、多くの人が参拝に訪れている八百富神社や境内社のご利益や御祭神を紹介しています。

また、6年に1度行われる御開帳や、八百富神社で購入できるおみくじや御守りなどの情報も紹介していきたいと思います。

八百富神社のおみくじは大吉よりも嬉しい大大吉がある!

八百富神社のおみくじは、社務所で購入できます。社務所の受付時間は、9:00〜17:00になります。

八百富神社は愛知県内で唯一、大大吉のおみくじが出る神社として知られています。大大吉のおみくじが出る正確な確率は秘密とされていますが、かなり低いようです。

ただし、大大吉を引いたからといって、何もせずに運が向上するわけではありません。おみくじの内容を参考にしつつ、自身の努力や行動に活かすことが大切です。

また、おみくじの結果に一喜一憂せず、前向きな気持ちで日々を過ごすことも大切です。どんな結果であっても、神様や周囲の方達への感謝を忘れずに日常生活に活かすことが重要です。

八百富神社のおみくじは2種類あります。

※昔ながらの一般的なおみくじ
全国でも珍しい「大大吉」が入っているおみくじです。大大吉は特に縁起が良いとされています。

※男女別のおみくじ(男みくじ・女みくじ)
男女別のおみくじ(男みくじ・女みくじ)には「一言守り」が付いており、わかりやすい言葉で運勢が記されています。

六角柱のおみくじ筒を振り、出てきた棒の番号を神社の方に伝える形式です。 番号に応じておみくじが渡されます。

社務所受付時間9:00〜17:00
御朱印受付時間9:00〜16:30
ご祈祷受付時間9:00〜15:00

八百富神社のご利益は?

愛知県蒲郡市の竹島にある八百富神社は、日本七弁財天の一つとして知られています。開運・縁結び・安産などのご利益がある神社です。

弁天様のお使いは白蛇(巳・へび)とされています。これは、川の流れが蛇行する姿が蛇の動きに似ていることに由来しているそうです。

6月初巳(み)の日にお参りすると金運や財運、芸能・学問の運が開けるとされています。

巳(み)の日は、十二支の巳が暦にあたる日で、12日に一度やってくる吉日です。この日に弁財天を祀る神社や寺院に参拝すると、金運開運にご利益があるとされています。

巳の日のなかでも60日に1回やってくる十二支の「巳」と十干の「己」とが重なる【己巳の日(つちのとみのひ)】は、弁天様の縁日といわれています。

弁財天様をお祀りしている八百富神社では、【己巳の日】限定の「宝船の御守」と「御朱印」を授与しています。

※初穂料/宝船の御守 800円
※御朱印 400円(書き置きのみ)

料金等は変更になる場合がありますので、公式ホームページでご確認ください。

公式ホームページはこちらから

八百富神社の宝船で開運祈願!

宝船は、運気を上昇させるための縁起物として知られています。この宝船は、室町時代から江戸時代にかけて広く信仰されてきた伝統的な開運アイテムです。

室町時代には、枕の下に敷いて眠ると良い夢が見られると信じられていました。現代では、額に入れて飾ることが推奨されています。

八百富神社の宝船は、版画形式で提供されています。人が集まる場所に飾ることが推奨されています。

【己巳の日】限定の宝船御守が、60日に1回の特別な日【己巳の日】に授与されます。金運上昇の効果があるとされています。

※初穂料は800円です。

八百富神社の宝船は、宝船に乗っている七福神のように、たくさんの幸運を招き入れてくれるようにと願いが込められています。

八百富神社の福種銭を育てよう!

八百富神社の福種銭は、福徳やご縁が戻ってくるよう、本殿に納めて祈願するものです。ご祈祷された5円玉が福種銭として使われます。福徳やご縁がやがて自分にかえってくるといわれています。

福種銭は八百富神社で授与される特別なお金です。この福種銭は、使うことで福徳やご縁が戻ってくるとされており、特に商売繁盛や金運上昇を願う人々に人気があります。

また、福種銭は財布に入れて持ち歩くことで、金運アップの効果も期待できます。 さらなる福徳やご縁を引き寄せると考えられています。

八百富神社の本殿には福種銭を奉納する場所があり、ここにお金を入れることで福徳が蓄積されるとされています。

福種銭は、八百富神社の独特な御利益の一つとして、参拝者に人気があり、金運や商売の成功を願う人々にとって重要な意味を持つお守りとなっています。

八百富神社で御朱印を頂こう!

八百富神社では、参拝の記念として御朱印を頂くことができます。頂ける御朱印は、八百富神社のものと、八大龍神社のものがあります。

八百富神社の御朱印は、通常のものに加えて特別な日に限定されたものもあり、参拝者に人気があります。また、独自の御朱印帳も用意されています。

通常の御朱印】
初穂料:300円
授与場所:境内授与所
受付時間:9:00~16:30
八百富神社:竹島辨財天の御朱印、奉拝、社名(八百富神社)、日付の墨書き
御朱印帳:初穂料 1200円
大判サイズ:波しぶきと花の絵柄

特別な御朱印】
己巳の日限定御朱印
60日に1回の特別な日己巳の日に授与
書き置きのみの対応

三河木綿御朱印帳】
毎月限定5冊(一日から頒布開始)
初穂料:3,200円

御朱印は神様のご分身として大切に扱いましょう。初穂料を納めて社務所で頂くことができます。

八百富神社の御開帳で弁天様にお参りする!

八百富神社では、御開帳が6年に1回の頻度で開催されます。例年、巳年と亥年の5月3日から5日まで行われています。

御開帳では、八百富神社の宝物である「木造弁財天像」が公開されます。この像は市の文化財に指定されており、通常は一般公開されていません。

御開帳の伝統は古く、江戸時代末期の弘化2年(1845年)にも行われていたことが記録に残っています。「竹島参詣滑稽鄙栗毛」という書物に当時の様子が描かれており、多くの参拝客で賑わっていたことがうかがえます。

御開帳に合わせて、八百富神社式年大祭も開催されます。 豊川市では「八百富神社式年総参り」という関連行事が行われ、竹島と周辺地域のつながりを示しています。

ご開帳は、普段見ることのできない貴重な文化財を拝観できる機会です。 地域の歴史と文化を再確認し、信仰を深める重要な機会となっています。

次回のご開帳は2025年5月3日から5日に予定されており、多くの参拝者が訪れることと思います。

八百富神社の公式ホームページはこちらから

八百富神社にある境内社の御祭神とご利益

竹島には、八百富神社以外にも、4つの境内社があります。それぞれの神社に異なるご利益がありますので、併せて参拝しましょう。

  • 宇賀神社
    御祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
    ご利益:商売繁盛、金運上昇、財運向上
  • 大国神社
    御祭神:大国主神(おおくにぬしのかみ)
    ご利益:商売繁盛、縁結び、土地守護
  • 千歳神社
    御祭神:藤原俊成(ふじわらとしなり)
    ご利益:長寿、学問成就、芸術上達
  • 八大龍神社
    御祭神:豊玉彦命(とよたまひこのみ)
    ご利益:家内安全、夫婦円満、厄除け

竹島マップはこちらから

竹島巡回マップはこちらから

八百富神社の概要

八百富神社は、愛知県蒲郡市の竹島に鎮座する神社で、創建は養和元年(1181年)とされています。

平安時代から鎌倉時代にかけて活躍した歌人の藤原俊成が三河国司だった時期に、琵琶湖の竹生島から弁財天を勧請したと伝えられています。享保20年(1735年)に「八百富神」の神号を賜りました。

主祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、竹島弁財天として知られています。開運、縁結び、安産などのご利益があるとされています。

竹島全域が国の天然記念物に指定されており、島全体が八百富神社の境内となっています。

本土から387メートルの参道の竹島橋を渡り、101段の階段を登ると社殿があります。境内には5つの神社(八百富神社、宇賀神社、大黒神社、千歳神社、八大龍神社)が祀られています。

日本七弁天の一つとして数えられています。

江戸時代から徳川家との関係が深く、将軍家から神領の寄進を受けていました。

明治時代に村社、大正時代に郷社、昭和18年に県社に列格されました。現在も蒲郡市のシンボルとして、多くの参拝者や観光客が訪れる名所となっています。

八百富神社は、その歴史的背景と自然豊かな立地、そして信仰の中心地としての役割により、地域の重要な文化遺産となっています。

八百富神社
住所〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町3-15
電話番号0533-68-3700
FAX番号0533-68-3775

アクセスと駐車場案内

竹島へのアクセスは、電車とバス、または車を利用します。

電車とバスの場合

  • JR東海道本線「蒲郡駅」下車、名鉄バス「竹島遊園行き」に乗車し、「竹島遊園」バス停下車すぐ
  • JR東海道本線「蒲郡駅」下車、徒歩15分

車の場合

  • 東名高速道路「音羽蒲郡IC」から約20分

竹島園地駐車場 (有)有料

土日祝および4/27~5/8までは有料
※ 4月・5月 500円/その他の月 300円
※ 大型バス(14台)駐車可能/無料
※トイレ(有)

収容台数が少ないため(約200台)、特に土日祝日は混雑が予想されます。公共交通機関の利用も検討しましょう。

お問い合わせ
0533-68-2526(蒲郡市観光協会)

公式サイトはこちらから

まとめ

八百富神社は竹島の中心に鎮座しており、安徳天皇の養和元年(1181年)の創建と伝えられています。主祭神は日本七弁天のひとつで竹島弁財天(市杵島姫命)です。

ご利益は開運、安産、縁結びです。拝観料は無料になります。

八百富神社では、宝船や福種銭など、金運アップに効果があるとされるお守りを授かることができます。

また、八百富神社には、様々な境内社があります。それぞれの神社に異なるご利益がありますので、併せて参拝しましょう。

八百富神社に参拝に訪れるのが困難な場合でも参拝できるように、対岸には参道の竹島橋の対面に当たる所に、篠津遥拝施設が作られました。せっかくですからこちらも参拝していきましょう。

建物は屋根と柱と遥拝所のみの構成で壁が無い為、正面に竹島を望む事が出来ます。

竹島の外周は約30分で歩くことができるので、八百富神社を訪れた際には、自然そのままの姿が残る道や岩場を楽しみながら、ぜひ竹島全体を散策してパワースポット巡りを楽しんでみてください。

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