伊勢志摩の絶景を一望できるスポットといえば、標高555メートルの朝熊山頂にある「朝熊山頂展望台」です。
「朝熊山頂展望台」は、伊勢志摩の観光スポットとして人気があり、展望台からは、伊勢湾やそこに浮かぶ島々、晴れた日には渥美半島や富士山まで見渡すことができます。
「朝熊山頂展望台」は、足湯や天空のポストなど、見どころも満載です。「朝熊山頂展望台」の足湯に浸かりながら絶景を眺めてゆったりと過ごすことができます。
また、「朝熊山頂展望台」のシンボルでもある「天空のポスト」から、旅の思い出を綴った手紙を送ったり、記念になる写真を撮ることもできます。
今回は、「朝熊山頂展望台」についてご紹介します。
朝熊山頂展望台の足湯でゆったりしてみる!

朝熊山頂展望台では、天候が良ければさらに遠方の富士山までその姿を現すことがあります。足湯に足を浸しながら、日常の喧騒から離れ、リラックスする時間をすごすことができます。
朝熊山頂展望足湯は、大人は100円、子供は50円で利用可能なリーズナブルな施設です。料金は備え付けの箱に投函する形で、手軽に利用することができます。
足を乾かすためのタオルは、山頂にある売店で購入可能ですので、手ぶらで訪れても安心です。
天候の影響や点検整備のため、足湯が利用できない場合もありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。
午前10時から午後5時までの営業時間内に訪れて足湯を満喫した後は、周辺のスポットも訪れて、さらに充実したひと時を過ごすこともできます。
朝熊山頂展望台のさんぽ道を通って勘吉台へ!
朝熊山頂展望台の足湯で眺望を楽しんでリラックスしたら、周辺スポットをゆっくり散策してみましょう。
さんぽ道
朝熊山頂展望台から続く「さんぽ道」は、自然をゆったりと楽しめる緑豊かな遊歩道です。展望台の周辺を蛇行するように続いていて、気軽に歩いて楽しむことができます。
さんぽ道では、道中に広がる緑豊かな景色や爽やかな空気を感じながら、およそ1キロメートルの道のりをゆっくりと歩くことができます。
朝熊山頂展望台からさんぽ道を弧を描くように勘吉台へ向かうと、眺望を最大限に楽しむことができます。
道中にはベンチも設置されていますので、景色を眺めながら休憩をとることもできます。自然を感じながら歩くことでゆったりと過ごすことができます。
勘吉台
展望足湯から勘吉台までの距離も比較的近く、散策しながら訪れることが可能です。
「さんぽ道」を抜けると、視界が開けた場所に出ます。そこが勘吉台です。朝熊山頂展望台よりもさらに高い場所に位置しており、視界を遮るもののない最先端から望む景色は、伊勢湾や遠くには伊勢志摩国立公園の山々まで一望できます。
朝熊山頂展望台を訪れた際は、ぜひ、少し足を延ばして勘吉台まで足を運んでみてください。
朝熊山頂展望台にある天空のポストでハガキを出そう!

伊勢志摩国立公園の絶景が広がる朝熊山頂展望台に、多くの観光客が訪れる人気のスポットがあります。「天空のポスト」と呼ばれる真っ赤なポストは、インスタ映えスポットとしても人気です。
標高555メートルの高台に佇むこのポストは、その名の通り、まるで空に浮かんでいるかのような雰囲気を漂わせています。
「天空のポスト」の魅力は、美しい景色だけではありません。毎日(日曜日を除く)、実際の郵便集配が行われています。
最大の特長は、「天空のポスト」から投函されたハガキには、伊勢市内で唯一の【伊勢の消印】が押されることです。その消印は「天空のポスト」の特別感をさらに引き立てています。
伊勢郵便局で押してもらえるその消印は、旅の記念にぜひ手に入れたい印影です。現在、伊勢市内から集配される郵便物は、四日市の消印になるからです。
この消印は、他では手に入らないため、友人や家族へのメッセージはもちろん、自分自身へのメッセージとしても素敵な記念となるのが「天空のポスト」の魅力です。
「天空のポスト」にハガキを投函するために必要な切手やハガキは山頂の売店で販売されているので、準備をする必要はありません。絶景を眺めながら、ハガキに書き込む時間を楽しむことができます。
「天空のポスト」から、旅の記念や思い出に、家族や友人に宛てたハガキはもちろん、自分自身に宛てて、旅の感動をつづるのもおすすめです。受け取った時に再び旅の記憶が蘇り、忘れられない一枚になるでしょう。
朝熊山頂展望台にある天空のポストで映える写真を撮る方法

「天空のポスト」周辺では、以下のような撮影が多くの人達に支持されています。
【 天空のポスト】
「天空のポスト」と青空を背景に下から見上げるようにカメラを構えたアングルで撮ると、「天空のポスト」が空に浮かんでいるように見える写真を撮ることができます。
さらに、「天空のポスト」の隣に立って撮影すると、「天空のポスト」の赤色と空の青色のコントラストが美しく、思い出に残るより印象的な写真が撮れます。
【ジャンプ写真】
山頂売店で無料で借りられるほうきを使えば、ユニークな演出が可能です。ほうきを使っての写真は、多くの人々が挑戦しています。
ほうきを使って、空を飛んでいるような写真が撮れます。その際、ほうきに乗ってジャンプしながらの撮影がポイントです。この方法により、まるで空を飛んでいるかのような写真を撮ることができます。
このアクションショットは、天空のポストを訪れた記念としてはもちろん、SNSでも多くの人が投稿していて、話題を呼んでいます。
思い出に残る写真を撮影して、旅の感動を形に残しましょう。ぜひ、あなただけのとっておきの写真を撮影してみてください。
滑落による負傷やポストの塗装が剥がれる原因になるので、「天空のポスト」に登る行為は厳しく禁止されています。
ポスト周辺には禁止を示す看板が設置されています。観光情報サイトや公式ガイドラインでも、この行為を絶対に行わないよう強く注意喚起しています。
朝熊山頂展望台の概要
朝熊山頂展望台は、伊勢志摩国立公園内にある朝熊山の山頂に位置する展望台です。標高555メートルから望む景色はまさに絶景で、伊勢湾や伊勢湾に浮かぶ島々を一望でき、晴れた日には富士山まで見渡すことができます。
朝熊山頂展望台広場には足湯があり、ゆったりと過ごしながら眺望を楽しむこともできます。さらに、朝熊山頂展望台広場にはSNSで話題の「天空のポスト」があります。
天空のポストの正式名称は「1号丸型ポスト」といい、戦後から昭和30年代にかけて活躍したタイプで、ノスタルジックな佇まいは、訪れた多くの人々に支持されています。
また、朝熊山頂展望台からバスで約20分程のところに伊勢神宮やおはらい町、金剛證寺などがあります。(空海ゆかりのお寺で、伊勢神宮の鬼門を守るお寺です。伊勢神宮へお参りしたあとは金剛證寺へも参るのが良いとされてきたそうです。)
年末年始は伊勢志摩スカイラインが終夜営業している為、初日の出と初詣をセットで楽しむことができます。
朝熊山頂展望台 | 伊勢志摩国立公園内 |
住所 (朝熊山頂展望台売店) | 〒516-0021 三重県伊勢市朝熊町字名古185-3 |
電話番号 (朝熊山頂展望台売店) (伊勢志摩スカイライン・朝熊山) | 0596-22-1248 059-226-6752 |
営業時間 (朝熊山頂展望台売店) | 午前9時〜午後5時 年中無休 |
駐車場 | 有(無料) バイク無料駐車場雨(有) |
朝熊山頂展望台へのアクセス
伊勢志摩スカイラインを通らなければ、朝熊山頂展望台までは登山道を登らなければなりません。
車での行き方
マイカーでお越しの方は伊勢志摩スカイラインの出入口から山頂展望台まで約15分の距離でアクセスできます。
伊勢側の出入口(伊勢料金所)は伊勢西ICから約20分、鳥羽側の出入口(鳥羽料金所)はJR-近鉄「鳥羽駅」から約20分です。
三重県伊勢市にある朝熊山頂展望台(伊勢志摩スカイライン)の営業時間は、次のとおりです。
1~4月、9~12月:7:00~19:00 5~8月:6:00~20:00
年末年始:12月31日は7:00~24:00(終夜営業) 1月1日は0:00~19:00、1月2日~第2月曜日は6:00~19:0
【通行料金】
マイカーでお越しの方は伊勢志摩スカイラインの通行料金がかかります。
バイク126cc以上(125cc以下のバイクは通行できません。) 900円
軽・小型・普通自動車 1270円
バスでの行き方
三重交通グループの「参宮バス」は近鉄「五十鈴川駅」と伊勢志摩スカイラインを結ぶスカイラインルートを、土日祝日・年末年始(12月30日~1月4日)・お盆期間(8月13日~8月15日)のみ運行しています。
お伊勢参りの交通手段が電車・バスの方は「参宮バス」で伊勢志摩スカイラインを通行できます。時刻表など詳しい情報は伊勢市の公式ホームページで確認してください。
まとめ
今回は、伊勢志摩の絶景スポット朝熊山頂展望台について、足湯や天空のポストといった周辺の見どころも交えてご紹介しました。
標高555mの朝熊山頂展望台からは、伊勢湾や伊勢湾に浮かぶ島々を一望でき、天気が良ければ渥美半島や富士山を望むこともできます。
朝熊山頂展望台には、絶景を眺めながらゆったりと浸かれる足湯があり、旅の疲れを癒しながら、朝熊山頂展望台からの景色を堪能できるひとときを過ごせます。
また、朝熊山頂展望台の広場には天空のポストが設置されています。朝熊山頂展望台から見た絶景を思い浮かべながら、思い出や記念に手紙を出すこともできます。
朝熊山頂展望台は、絶景はもちろんのこと、足湯や天空のポストなど、見どころ満載のスポットです。伊勢志摩を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
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